「福岡市政特集」編
︱市長は昨年
でしょうか 体に拡大していく第一歩なの されました 交流を韓国全 ン」を継続すると明らかに した「ソウル・プロモーショ 11月に実施
市長 福岡市がアジアに向けた施策を展開するに際し、韓国は重要な相手であり長期的な視点に立って良好な関係を維持すべきだと思っています。 韓国に対しては、①釜山広域市との交流・連携の一層の強化②韓国南部(慶尚道、全羅道)との交流の活性化③ソウル首都圏への取り組みの強化の3点を考えています。 具体的な施策として、① では「超広域経済圏」構想の実現に向けた「福岡・釜山経済協力協議会」を設置、両市がともに発展できる協力・共同事業を発掘・実施する。②は「福岡・釜山経済協力協議会」の活動をひとつの核として九州と光州市、蔚山市、大邸市、浦項市など韓国南部の主要都市との交流の活性化につなげる。③はソウル首都圏をひとつの巨大マーケットとしてとらえ、双方の行政・経済界の交流をより活性化させるものです。この取り組みは釜山広域市も応援してくれており、本市だけでなく、九州各都市とも連携してソウル首都圏との交流を図っていきたいと考えています。 ︱韓国は、福岡あるいは九州で観光PRを計画されていますか
総領事 一昨年に韓国と日本からそれぞれの国を訪れた観光客は合わせて約484万人、昨年も同じぐらいですね。うち九州は約2割の100万人で韓国から
60万人、九州から をつくってもいいと思います。りますからね。 を一緒に観光出来るパッケージるお互いの国民の理解が深ま を開催します。釜山と福岡えています。相手国に対す 半期に「コリア・ウイーク」お互いに観光を活発にと考 福岡市の韓国観光公社で上に行動圏が拡大しますので に来ていただきたいと考え、州新幹線が全線開業し、とも 40万人です。もっと多く韓国 2011年にはKTX、九
︱今後の日韓交流の展望をお聞かせください
総領事 3か国首脳会談に出席した首脳たちは日帰りしました。日帰りは福岡市と韓国、中国がそれだけ近いことを証明したわけです。アジアにおける福岡市の役割を国際的に示したともいえます。 私は1984年からローマで、1999年からオランダで各3年間勤務しました。1回目の勤務の時にローマからロンドンまで車で行きましたが国境でのパスポート検査もほとんどなく、2回目の勤務の時には国境もなく通貨も同じになりました。 韓国と日本との交流はビザなしで往来できるようになって活発化しました。パスポートが不要になればもっと活発になります。そういう意味で釜山と福岡、韓国と日 本とをEUのような協力関係にすることができたらと思います。時間はかかりますが、そういう目標を持ってお互いに頑張りましょうと申し上げたいですね。 交流を活発にして、話し合って、理解し合って親しくなる。EU加盟国の関係を勉強しながら、お互いに協力し、いい関係をつくるために努力する必要があります。未来の世代のために、私たちのために。
市長 まず釜山広域市との間で「福岡・釜山超広域経済圏」形成の取り組みを本格化させていきます。これは北東アジアの新たな経済協力のモデルといえるものです。その先導的・実践的な取り組みとして、両市をひとつ の観光圏としてプロモーションを行う「釜山・福岡アジアゲートウェイ2011」事業などを引き続き進めていきます。 また釜山広域市とはより高い段階の関係を築き、世界に類をみない、緊密な自治体交流として日韓の地域間連携のモデルを目指します。 総領事 超広域経済圏の形成についてですが、福岡県を中心にした北部九州は自動車関連企業が集積しています。それで、近くの韓国で部品調達ができればお互いにいいのではないかと考え、部品素材専用の工場団地を韓国側にいくつか造る計画を持っていますので日本の企業も積極的に参加してほしいですね。 市長 日韓関係は、時には国家レベルの難しい課題も出てきますが、自治体同士のローカル外交を活発にし、人的なつながりを持っておくことが必要です。 福岡市や九州の自治体が民間と共働で取り組みを進めることにより、良好な日韓関係にも貢献していくものと考えます。
福岡・釜山交流協定 20 周年
2009年が明けた。福岡市にとっては韓国・釜山広域市との行政 交流年締結20周年を記念する「福岡・釜山友情年」であり、新年度 に市制施行120周年を迎える節目の年でもある。吉田宏福岡市長 は、市政運営の基本方針「福岡市2001グランドデザイン」や新年 度に向けた市政取組方針の中で、まちづくりの目標像として「こども」
Fukuoka
地 域 間 連 携 強 化 、未 来 の 世 代 へ 上 半 期 に ﹁ コ リ ア ウ イ ー ク ﹂ 開 催
﹁ 福 岡 │ 釜 山 超 広 域 経 済 圏 ﹂形 成 へ
釜山港
釜山・福岡アジアゲートウェイ事業など進行中
在福岡大韓民国総領事
金
キ ム賢
ヒ ョ ン ミ ョ ン明 氏
他県との「交流連携協定書」締結
福
岡市は「九州全体の発展がなければ、本市の発展もない」と考 えており、九州の他県との連携を「極 めて重要」としている。
連携の具体的な動きとして、九州 の縦軸を構成する鹿児島、熊本、福 岡の3市は九州新幹線鹿児島ルー トの全線開業を見据え「鹿児島市・
熊本市・福岡市交流連携協定書」を 締結。韓国などアジアへの観光プロ モーションを一緒に行うことなどを考 えている。
また、「日本を含めアジアからの観
光客を九州内の魅力ある地域につな げていくことも重要」とし、縦軸に加 え、佐賀、大分、長崎、宮崎といった
横軸の連携も強化、「オール九州」で
九州の一体的な発展を考えている。
P R
企画・制作 読売新聞西部本社広告局吉田宏福岡市長と許南植(ホナムシク)釜山広域市長 写真/福岡市提供