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九州経済産業局管内の経済動向

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Academic year: 2022

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(1)

九州地域の経済は、概ね横ばいで推移しているものの、一部に弱 い動きがみられる。

1.全体の動向

輸出が堅調で、生産は概ね横ばい傾向。原油・原材料高により、企業の業 況感は中小企業で一段と悪化。また、生活必需品の値上がりを背景に消費は 低調。雇用情勢も全体に弱い動き。総じて見ると九州の景気は横ばいで推移 しているが、一部に弱い動きがみられる。

2.個別の動向

⑴生産 ~ 横ばい傾向 ~

生産は高水準を維持しているものの、足下で自動車関連では北米市場の減 速に伴い一部に減産の動きもみられ、半導体関連で需要低迷から在庫圧縮の 動き。

⑵設備投資 ~ 伸びは一服するも高水準 ~

自動車関連等の大型投資の伸びは一服するも、依然、製造業を中心に高い 投資水準を維持。一部に先行きの不透明感から、下方修正の動きも。

⑶雇用情勢 ~ 全体に弱い動き ~

原油高・原材料高などの影響から中小企業などで雇い控えがみられ、求人 が減少し、全体に弱い動きが拡大。

⑷個人消費 ~ 総じて低調な動き~

猛暑などの特殊要因により、夏物商材に動きがみられたものの、ガソリン、

食料品等の相次ぐ値上がりを背景に、節約志向が広がり、消費は総じて低調 な動き。

3.地域経済のトピックス

・ 原油・原材料価格の高騰により、収益圧迫の影響が拡大。とりわけ中小 製造業は価格転嫁が困難とする企業が増加し厳しさが増している。

・ また、燃油サーチャージの上昇に加え、最近のウォン安もあって、博多・

釜山間の高速船利用による韓国人観光客が減少し、観光地への影響がみ られる。

・ 資材高騰や建設需要の低迷により、建設・不動産の倒産が増加。

<長崎県>

総じて横ばいなが ら一部に弱い動き 生産は造船、電子 デバイスを中心に堅 調 。 雇 用 は 低 水 準。観光は鈍化傾 向。

<宮崎県>

一部で弱含み 生産面で主力の電子・

デバイ ス、食料品で 弱 い動き。公共投資も前 年割れ。観光は堅調。

0.87 0.64

0.55 0.57

0.64 0.57

下線数字は県の7月有効求人倍率(季調値)

( )内は7月有効求人倍率(原数値)

<福岡県>

横ばいで推移 生産は自動車が牽引 し高水準ながらも、

こ の と こ ろ 一 進 一 退。消費は低調。設 備投資は堅調。

中津(1.00)

福岡中央(0.91)

対馬(0.22)

<佐賀県>

総じて横ばいなが ら一部に弱い動き 生産は電機、化学が 牽引し高水準。消費 は低調。雇用は足踏

0.64

<熊本県>

総じて弱い動き 半導体関連で弱め の 動 き 。 雇 用 は 低 調となり、設備投資 も減少傾向

小倉(0.84)

別府(0.90)

大分(0.78)

熊本(0.72) <大分県>

横ばいで推移 自動車・電気機械が牽 引し生産は高水準を維 持。雇用は足踏み

奄美(0.30)

<鹿児島県>

一部で弱含み 主力の電子・デバイ ス の 動 きを 反映 生 産は一進一退。観 光は堅調。

水俣(0.81)

江迎(0.31)

九州経済産業局管内の経済動向

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