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一般財団法人 コジマ財団 こじま留学生寮
〒456-0034 愛知県名古屋市熱田区伝馬 1-4-20 ℡(052)671-2749 事務局℡ 0565-34-5605
こじま留学生寮規則
序
当財団は1984 年 7 月 10 日、小島プレス工業㈱を始め19の小島グループ各社による基 金によって設立された。そして小島プレス工業㈱社長が当財団の理事長を務めている。
当財団では、愛知県内の大学に在学し、日本の教育、風土・習慣、そして伝統文化・
歴史を学ぶ留学生を支援することを目的としている。こじま留学生寮は当財団によって 運営され、入居者は当財団の選考委員会によって選考される。
入居者が、この寮を仲介の場として交流による密接な関係や絆を築き、この寮で友情を 深めた留学生がそれぞれの国に戻り、将来、日本との架け橋となることを念願している。
1 入居期間は1年以内とする。
2 入寮を許可された者は、部屋代、住居光熱費をコジマ財団(以下、当財団)が 住宅奨学金として負担するので無料とする。
3 寮生は様々な国から来ているので、寮内では誰もが友好的で寛大な気持ちを 持って生活すること。
4 事務局は、寮生の幸福を思い、可能な限りの相談・援助を行う。
5 寮生の中からリーダー・サブリーダーを選び、寮内の統制推進に力を注ぐこと。
6 寮生は、より良い団体生活をおくるために、整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清潔
(Seiketsu)・清掃(Seisou)を積極的に行うこと。
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(1)この4つの決め事を守り、寮生は自分の部屋の環境を良くして生活を送るように すること。
(2)共有部屋を利用した場合、次の利用者に迷惑を掛けないように心掛けること。
(3)寮内では、必ず項目別に分別してゴミを捨てること。
寮生活は自分だけではなく、他人と生活を共にする場です。
他人に迷惑を掛けることなく、お互いの協力でより良い生活を築いていきたいもの です。これは、皆さんの協力がないと保てません。自分のわがままで他人の生活 バランスを壊さないようにしなければいけません。お互いの助け合いでより良い 環境づくりを行うことが4Sです。
特に共有スペースは役割を当番制とし、リーダーが責任をもって確認しましょう。
決め事が行えない場合、寮生同士の助け合いで必ず行いましょう。
リーダー並びにサブリーダーに相談し、寮生同士が協力し合いましょう。
※ リーダーを中心に、毎週月曜日の夕食会終了後のミーティングで反省並びに 今後の調整を行う。個人合議ではなく、共同合議で行うこと。
7 寮の建物、器具、家具などを破損した場合、事務局にすぐ報告すること。
破損状況によっては弁償を命じる場合がある。共有物は、大事に使用する こと。
8 門限は24:00とするが、安全のためにも早く帰ることを心掛けること。
9 隣近所に迷惑を掛けるような行為、大声・騒音を出したり、必要以上の 大きな音で楽器を弾いたり、テレビなどを見たり聴いたりしないこと。また、
共同生活を送る中で迷惑にならない行動を心掛けること。
※夜遅くに騒がない。大きな足音を立てて歩いたり、部屋のドアを大きな 音を立てて閉めないなど、些細なことでも気に掛けるようにしてくださ い。
10 当財団の行事には、必ず参加すること。
行事は前月の最初の月曜日ミーティング時に、事務局から伝える。
11 火事にならないよう、火の取り扱いには十分注意すること。
(1) 食堂でコンロを使って料理を作るとき、火をつけたまま、食堂から 出ないこと。少しの用事でも必ず火を消してから食堂から出ること。
少しの気の緩みが火事につながる。
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(2)個人部屋の暖房器具は、必ず布団から1m以上離して使用すること。
暖房器具の火が布団に燃え移って火事になる可能性があるので、十分 注意すること。
(3) 室内は禁煙。ただし、喫煙する寮生は事務局へ連絡すること。
12 食堂や研修室等の共有部屋を最後に出る人は、必ず電源、スイッチを切ること。
少しの用事で部屋を出なければいけない時でも、必ずスイッチを切る習慣をつける こと。
もし、スイッチの切り忘れがあった場合、他人任せにはせず気付いた人が切ること。
13 玄関の名札を、外出の時は「白」、在宅の時は「赤」にすること。
14 シャワーは0:00~6:00の間は使用禁止。
15 寮生同士でも他人の部屋には入らないこと。
自室が寮生活において唯一、寮生のプライバシーが守られる場所であるため、
他人(事務局・寮母・他の寮生・友達)を入れてはいけない。
※他人を入れる場合は、事務局の許可が必要。
※留学生に問題がある場合、事務局が自室に入る場合がある。
※事務局と寮生同士の通常会話は日本語であり、基本は食堂並びに研修室を話し 合いの場とする。
16 寮生以外の寮宿泊については、前もって事務局の了解のもと、7泊8日を限度と して宿泊を認める。ただし、対象者は以下の者に限定する。
(1)寮生の家族、親戚
(2)寮に空き部屋がある場合、卒業生、並びにその家族、親戚
17 寮を訪問した寮生の友人・知人の宿泊は認めない。
友人・知人の訪問は22:00を目安に帰宅してもらうこと。
18 外泊する場合、指定されたノートに1週間前には行き先、外泊期間、緊急連絡先を 記入すること。
当日、あるいは1週間以内に外泊することになった場合、必ず事務局に連絡をする こと。
※他の寮生に、伝言を頼むなどして、迷惑を掛けない。(必ず本人から連絡をする)
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19 寮生同士であっても、金銭・カード類等に関する貸し借りは、絶対に行わないこと。
20 寮の電話は、寮生が協力し合って電話の応対を行う。
月曜日から金曜日までの8:15~17:15は、事務局(寮管理者)が対応。
(ただし寮生在室時には、電話に出ること)。
(1) 私用の電話を行う場合は備え付けのノートに、使用した日にち、時間を 記入し、実費負担とする。 お金の回収は、リーダー及びサブリーダーが行う。
(2)緊急を要す電話の場合(警察、学校、病院等)、事務局負担とする。
21 研修室は、展示・財団行事・ミーティング・勉強の場とする。
※ 勉強に集中できる環境をつくるため、目的以外での寮生以外の立ち入りを 禁止する。
※ 財団行事以外の飲食は禁止する。
以上